青年協議会の歩み

 昭和23年(1948年)。世間はまだまだ敗戦の傷跡が癒えてない頃、視

覚障害者の将来を憂い、高い志をもった人たちが大阪に集まり、日盲連が産声を
挙げました。

 その大きな渦の中、視覚障害をもつ若者達も自分たちの思いをはき出せる場として、青年部会(現在の青年協議会)を立ち上げ、その後、日盲連の充実と共に、昭和30年(1955年)、日視連主催で第1回 全国盲青年指導者講習会(現:全国視覚障害青年研修大会)が兵庫県明石市で開催され、以来、脈々と今日まで継続されています。


 本協議会は、社会福祉法人・日本視覚障害者団体連合(以下、日視連「にちしれん」)に設置されている5つの協議会の一つで、日視連加盟団体の青年部で組織しています。


青年協議会では、おもに視覚障害をもつ18歳から45歳以下の青年層が抱えている様々な課題を解決するために、活動しています。

 協議会には執行機関としての常任委員会やブロック推進委員会(全国9ブロックの代表者が集まる)、全国視覚障害青年研修大会があります。


全国大会では、年に1回各団体青年部の代表者が一同に会するもので2024年には、第70回目の大会開催となります。研修会の内容は、国への要望をまとめたり、各種研修会や会員同士の情報交換会や交流会を実施したりしています。


オンラインでの活動が普及したため、今後は代表者だけでなく一般青年部会員同士の交流ができる場も考えていきたいと思います。

 本協議会の会員になりたい方、地域の団体活動に興味のある方は、お住まいの地域の視覚障害者団体に連絡していただき、入会手続きを各自で行ってください。


地域の当事者団体について事前に知りたい方は、非会員でも参加できるLineのオープンチャットグループもありますので、そちらからご参加いただいても構いません。どなたでもお気軽にご参加ください。

オープンチャット「あつまれ!視覚障害青年の森🌳(NGCV)」
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