第3研修会は、スポーツ研修と言うことで、今回は京都府レクリエーション協会より3名の講師をお迎えし、シャッフルボードというレクリエーションスポーツを行いました。 シャッフルボードは、長さ約12メートル、幅約2メートルのじゅうたんに似た手触りの不織布でできているコートで、円盤状の黄色と黒色のディスクを4枚ずつ置き、ディスクと反対側にある的にむけ、キューという約180センチくらいの先が二股になった細長い棒で、ディスクを押し出し、4枚のディスクの総合得点で、勝敗を決めます。的は逆三角形をしていて、頂点がプラス10点、面積が広くなるにつれて、8点7点マイナス10点のエリアとなっています。 研修会の流れとしては、まず、講師よりシャッフルボードの説明をしていただき、その後3チームに分かれシュート練習。そして、1対1で対戦という形で行いました。チームによって、最初ディスクが的にとどかず距離を短くしたり、最初からコートの端を飛び越えて、力加減を教えていただいたりとさまざまでしたが、終わりが近づくにつれどこのチームからも好プレイに拍手がおこっていました。 個人では、カーリングと同じ要領で、相手のディスクを飛ばして高得点のポイントに自分のディスクを乗せたり、反対に押し出してもらえたため高得点になれたりと、皆さんそれぞれに盛り上がっていました。 最後に、このシャッフルボードは船の甲板で行われたのが最初で、それが港に降り現在の形へと変わっていったそうです。 私達視覚障害者がプレーすることにより、また新たな工夫を加えるなど、シャッフルボードにはいろいろな楽しみ方があります。 各県のレクリエーション協会へお話をすれば、体験することができるそうです。スポーツを通して、視覚障害者の可能性を広げられたらと思っています。 |