第3分科会



 第3分科会は、「職業・制度」というテーマで、助言者に日盲連の竹下義樹副会長をお迎えし、進行役には河野貞之全国委員(四国ブロック)、濱野昌幸・原田美由貴(常任委員)が当たり、以下の議題について審議されました。

 1. 医療機関におけるマッサージ師の業務拡充について、本年4月の診療報酬改正に伴い、PT(理学療法士)が不在とする医療機関(整形外科医院や病院)等は保険点数が取れなくなった。(横浜市)
 2.障害者自立支援法における自己負担額の大幅な見直しと、地域生活支援事業の格差是正対策を講じるよう要望する。(大阪府)
 3.2009年に始まる裁判員制度について、視覚障害者が裁判員に選ばれた際、移動の確保と情報の確保ができるようして頂きたい。(滋賀県)

 まず、第1議題は多くの参加者から運動器リハビリテーションセラピストについての、質問や情報提供があった上で、青年協議会常任委員が情報をまとめて提供することとなりました。
 次に、第2議題は提出された大阪府から提案内容について詳しく説明があった後、助言者の竹下日盲連副会長より多くの意見を頂きました。
 最後に第3議題は滋賀県の方から説明があった後、全盲の弁護士でもある竹下副会長から裁判員制度についての詳しい説明を頂きました。
 この分科会は全体を通して多くの参加者から広く様々な意見が出され、建設的で有意義な時間が過ごせたと思います。


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